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硝子体注射 Intravitrealinjection

硝子体注射とは

硝子体とは、ゼリー状の物質で眼球内にある物質のほとんどを占めるとされています。 場所は水晶体の後ろにあり、網膜に接しています。この硝子体に注射器を使用して、薬剤を注入していく治療を硝子体注射といいます。

硝子体注射は、新生血管を抑制するために行われる治療です。加齢黄斑変性、網膜静脈閉塞症、糖尿病網膜症などの眼疾患によって、網膜にある毛細血管が損傷を受け、同血管が詰まるなどしたことで、その代わりとなって発生した新生血管に足して行われる治療です。

新生血管は、脆くて破れやすいという特徴があります。破れたりすることで血液の成分が染み出したり、出血するなどすると黄斑浮腫を引き起こし視力低下となります。

人の体内には血管の形成を促進させる糖たんぱく質でVEGF(血管内皮増殖因子)呼ばれるものがあります

新生血管と深く関係しているのですが、糖尿病網膜症などの病気をきっかけに網膜の毛細血管が詰まるなどが原因で、そこから先に血液(酸素や栄養を含む)が送れなくなるとVEGFが放出されます。

VEGFが放出されることで新生血管が発生したり、血液の成分が漏れたり血管内皮細胞が反応します。放出されたVEGFを抑制させる薬剤(抗VEGF薬)を硝子体に向けて注入することで、新生血管などの発生を抑えようというのが硝子体注射です。

抗VEGF薬を用いた硝子体注射は、加齢性黄斑変性、糖尿病網膜症、網膜静脈閉塞症、強度近視によって発生する脈絡膜新生血管などの患者様に行われる治療法です。

注射に関して

硝子体注射はおぎくぼサージカルアイクリニックで行います。(水曜の手術日) 治療は、まず点眼薬による麻酔をしていきます。次に注射針を刺入していく目の表面や周囲を消毒します。

薬剤を注入していく部位については、黒目から3~4mmほど離れた白目の部分から硝子体に打ちます。注射なので1回の治療は短時間で終了しますが、その後1ヵ月程度の間隔を空けて3回程度接種します。治療を3回行った後も医師が必要と判断すれば追加で何回か打つこともあります。

接種後の注意点

接種後の注意点ですが、眼帯をすることになります。当日は洗髪や洗顔はせず、目に水が入らないようにしてください(首から下のみであれば、シャワーや入浴はかまいません)。このほか、目の周囲のメイクやプールなどの運動も2~3日程度は避けてください。

なお非常に稀なことではありますが、注射による創口から細菌が侵入し、細菌性眼内炎を発症することもあります。これによって重度の視力障害が引き起こす可能性もあるので、注射前後に抗菌薬の点眼を欠かさず打つなど医師から説明を受けた注意事項は守るようにしてください。